本編沿い
□『願いは君と…』
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『カガリに逢えて良かった…』
君に逢えて知ったんだ
触れたいと
側にいたいと
愛しいと
大切だと
守りたいと…
君の優しさに救われたんだ…
君の強さに救われたんだ…
君の笑顔に救われたんだ…
ずっと…死んでも構わないと思っていた。
こんな命、惜しくはないと…ずっと…
けれど
いつの間にか
願っていた
生きたいと
君と一緒に“生きたい”と、願っていたんだ…。
【願いは君と…】
「ヤキンの自爆シークエンスに…“ジェネシス”の発射が連動している……！」
愕然とした。
これで終りだと思ったのに…
ヤキン・ドゥーエは放棄され、もう終わったと…終わったのだと……
だが父はそれを許さなかった。
死してなお――…
アスランはやりきれない思いに苛まれる。
「こんなことをしても、戻るものなど何もないのに……！」
こんな事を繰り返して、何になると言うのだ？
母はもう戻らない。
何よりそんな事を望む人ではなかった。
どうしてそれ程まで愛していながら気付かなかったのだ。
何故……！
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