キョン*ハルヒ
□髪と耳
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「どうした、ハルヒ……?」
「……っなんでもない、このバカっ」
こういう時のハルヒの空威張り程可愛いものはないと知ったのは、最近になってからだ。
そんな真っ赤な顔で強がってもこっちを煽るだけですよハルヒさん。
「……そうか。お前は髪の毛にまで性感帯があるのかと思ったぜ」
「なっ……」
耳をはむ、とはんだ。
「ゃっ……」
ハルヒの小さな悲鳴を聞きつつ、舌を絡ませる。
耳の凹凸をなぞる様に。
「キョ、ん、っゃあ、」
「可愛いよ、ハルヒ」
耳に吐息まで吹き込むように、低めの声で囁く。
凸の部分を舌先で舐めると、ハルヒは身震いした。