キョン*ハルヒ
□ネクタイ
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「さっ、着いたわ」
そこは学校の屋上だった。
かなり風が強い。
そこでハルヒはやっとネクタイを離した。
一気に息苦しさから解放される。
「……っ、はぁー……。お前、全く死ぬかと」
「どう!?なかなかいい所でしょ!!ここで異世界人でも召喚してみたいんだけど!!」
聞いちゃいねぇ。
「ほら、なんかの話で、異世界から人間を召喚して使い魔にするってヤツあるじゃない!!ああいうイメージなんだけど!!!!」
そんな事より風でスカートめくれてるぞ。
……なんて事は言わずに、黙ってチラチラ見えるハルヒの白いアレに目をやっちまうのは、健全な男子としては仕方がない事だと言い張ってみる。
イマイチ変態臭いが。