キョン*ハルヒ


□クローバー
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「あのな。四つ葉のクローバーなんてそうそう見つかるもんじゃないだろ」

「だから欲しいんじゃないの」


……。
とことん自分中心な奴だ。
それに付き合っちまう俺も俺だが。


「しかし、暗くなってきましたね。段々、手元も見にくくなってきました」


古泉が笑顔のまま言う。

そう。
今現在、時刻はもうすぐ5時になるという所で、あんなにギラギラしていた太陽もすっかり西の彼方だ。


「いい加減にしろ、ハルヒ。夜道が危ねぇだろうが」


特に朝比奈さんとか朝比奈さんとか朝比奈さんとか。
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