キョン*ハルヒ


□クローバー
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「なによ。まったく、気合いの足りない奴らね」


いや、散々俺達に探させてばかりでほとんどその場を動かなかったお前に言われたくない。

すると、俺の目は口程にものを言っていたらしい。
ハルヒは軽くこちらを睨んで、渋々といった口調で、


「……わかったわよ。みくるちゃんと有希と古泉君は帰っていいわ」


おい、何故そこに俺が含まれていない。


「アンタは見つけるまで捜索続行よ。SOS団の雑用なんだから」


朝比奈さんは気まずそうにおどおどと俺を見て、長門は無表情で、古泉はあらまぁと苦笑いを浮かべていた。


「じゃ、今日はかいさーん」


……そうして、草むらには、俺とハルヒ二人になった。
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