キョン*ハルヒ
□宣戦布告
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「もちろん、それ以前から疑ってはいましたがね。アレで確実になりました」
天体観測……というと、この前、エンドレス夏休みの時にやったイベントの一つだ。
あの時、俺は古泉に『ハルヒにアイラブユーとでも囁け』とけしかけられた。
「あの後。僕がやってみましょうかと言ったでしょう」
「それがどうした」
「あなた、見たことないくらい、ものすごく恐い顔してましたよ」
「……」
「憎悪とでもいうのでしょうか。明らかな敵意が感じられました」
「……」
古泉が俺のオセロをひっくり返す。