妖逆門

□メモE
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ホスト部パロ

ロンドンのギターを壊してしまった三志郎。
ギターを弁償する為にホスト部に入部することになったのだった。



「あ、わりぃ」
「ぼ、僕のギターが…」
「やってしまったな」
「ギターって結構高いんだよね」
「ロンドンのギターは特注だからな。ザッと800万はする」
「はっ、はっぴゃくまん?!」
「で、ロンドンどうするんだ?」
「決まっているだろ、修。多聞三志郎!今日からお前にはホスト部に入部してもらう!このギターの弁償はちゃんとしてもらうからな!!」
「うそだろぉ〜〜〜〜っ!」





「ごめんな、黒…俺のせいでお前まで巻き込んじゃって」
「いいんですよ。私と君は双子。大切な片割れを放っておくにはいきませんからね」
「黒…」
「はい、ソコ!二人の世界に入らない」
「というか貴方、金持ちなんだからギターの一本や二本ぐらい安いものでしょう。わざわざ弁償してやらなくともなんとかなるんじゃないんですか?」
「偉そうだなお前」
「ロンちゃんは三ちゃんと一緒にいたいだけなんだよね」
「駄目だよ、きみどり。彼の本音を言っちゃ」



「亜紀さんどうです?」
「決めたわ!」
「へっ…?」
「アンタ、あんなむさっくるしい男達のいるホスト部なんか辞めてヅカ部に来なさい」


「「三志郎(兄ィちゃん)があのヅカ部に去らわれただと!?」」
「まずいわね、ヅカ部…」
「ウタ?」
「見なさい、正人!里村修のヅカ部コレクションを!」
「あ、この子は修の幼馴染みじゃないか」
「ど、どこからソレを?!」
「うわ、ここまでハマると恐ろしいな」



「きゃあ〜亜紀ちゃんったら可愛いわ!」
「有難う、ハル」
「清も似合っているわよ」
「有難うございます、ナミさん」
「で、三志郎はどうかしら」

「あの…俺男なんだけど…」
「まぁ、可愛いらしいですわ三志郎君」
「さすがだわ、やっぱし私の目に間違いはないわね」

(グッジョブ、ヅカ部!!)
(清、可愛いな…)
「修ちゃんは清ちゃんのことが好きだよね」

「皆静かにしろ、今からヅカ部に乗り込むぞ!」
「何か策があるのデスか?」
「よくぞ聞いてくれたミック(雑用)!僕達も女装をして乗り込むぞ」

「待てロンドン、僕達が女装をしてもキモイだけだ」
「じゃあ、どうすればいい」
「故人曰く、“ヅカ部に近付きたくば、まずファンを味方につけろ”だ」

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