種デス/鮒
□ねたA
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もしもシンがオーブのオノゴロ島のマルキオ邸にて保護されていたら
ザフトではありません。
アスキラを見守るシン
弟なシン
戦争中に迷い込むレイ
「シン!」
「シンお兄ちゃん早く!」
「後少しだからもうちょっと待ってな」
数人の子供たちが遊ぼうとシンの服を引っ張る。
今の内に夕飯の下ごしらえをしておかないと夕飯に間に合わない。
アスランは滅多に帰ってこないし、最近のキラは四六時中部屋にこもりっきりでお腹がすいた時にしか出て来ない。多分新しいプログラムでも組んでいるのだろう。
「あまりシンを困らせちゃ駄目ですよ」
「ラクスさん」
子供たちにせがまれて困り果てていたシンをラクスが助け船を出した。
「シン」
「アスラン久しぶり。キラなら相変わらず部屋にこもりっきりだけど」
「全くアイツは…」
アスランはシンに挨拶をすませるとキラの部屋へと向かった。
「誰だ」
殺気に溢れた蒼い目。シンはびくりと震えた。
「民間人か」