神に向かって中指を立てろ
□WEST3
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三蔵一行がくだらない話をしている間に女郎蜘蛛は着々とメタモルフォーゼを終えていた。
その姿は、
智絵「ア〇ゴグ?」
里沙「え。〇リー・ポッターなんですか?」
悟空・みか「うっわーマズそー!!」
悟浄「いいねお前等。そーゆー思考回路で。」
三蔵・栞「もー黙れよ、お前等。」
バシュッ
悟空「うわっ!ーーーおい!!切れねーぞコレ!!」
三蔵「変化のおかげで妖力増強してやがる。」
女郎蜘蛛もとい大蜘蛛から吐き出された糸に絡まれ、身動きがとれなきなる一行。もちろん栞はいまだに朋茗を抱えているわけで・・・・
朋茗「ん・・・・きゃ・・・・?」
栞「あー、起こしたか。悪いな巻き込んで。」
里沙「少し我慢してくださいね。」
朋茗「え?ひッ・・・・・きゃあぁあぁあぁ!!?」
里沙や栞の言葉に一瞬怪訝そうに首をかしげるが巨大な蜘蛛へと変貌をとげた女郎蜘蛛を発見した朋茗から悲鳴があがる。
栞「(煩い・・・・)」
朋茗「(・・・・何!?なんなのコレ・・・・!?何?何が起こってるの?どうして私栞さんに抱えられてるの?みんな何と戦ってるの・・・?・・・そうだ・・・・・確かさっき台所に誰か入ってきて、お父さんをなぐってそれから私も・・・・
思 い 出 し た・・・・
妖 怪 だ・・・・・)
いゃあぁああ!!!」
まるで朋茗の叫びに共鳴するかのように更に糸が一行に絡み付きとっさに朋茗を庇った栞の首に糸がかかり首が絞まる。
栞「くっ・・・・!!」
朋茗「栞さん!!」
パンッ・・・・。
乾いた銃声が響き、蜘蛛の目の1つに命中する。
全-悟空・みか「!?」
悟空・みか「あ。切れた。」
栞「ケホッ ケホッ・・・」
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