etc.

□過去拍手
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【SSフリーズ】

―――アナタにお熱―――



『……熱がある…って?』

『そうなの。なんとかならないかしら?』

悩んだ末に【氷の戦闘機械】という異名をもつ目の前のロボットを見上げて言った。


『あぁ、余分な熱を吸収して適温まで下げれば良いのだから。ワケない』

心得たように、フリーズマンは両手を頬に伸ばす。しばらくすれば、直ぐに治まる……ハズだった。


『………///』

しかし、逆に熱はグングン上がっていくばかりのようだ。


『ばかな…!さっきより熱くなって…!?いや、待って…私に治せない、ハズは……!』

狼狽したフリーズマンは、更に力を込めた。両手に包まれた頬は、ますます赤くなる。


『……んなぁ、アレ分かっててやってんのか?』

『何がです?あぁ…』

スラッシュマンの視線の先を捕らえて、シェードマンが応えた。


『お互い、気付いてないみたいですね。熱を下げたいなら、フリーズと一緒にいるのは逆効果だって事』

様子を見つめながら、シェードは冷静に言った。両者とも互いを意識し過ぎて、フリーズの顔まで真っ赤になっている。


『そろそろ止めますか…。フリーズマンが熱でショートしてしまう前に』

→終

実際に熱がある時に書いたらこうなってしまいました。氷ロボとか熱ロボとか、側に居てくれたら便利そうですよね…!

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