おはなし
□追憶 part.1 幼少
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「あっ、……」
気付いた頃には
5つ程年上の
近所のお姉ちゃんと
何か、
良くないことをしているのは分かっていた
ただ恐怖と
初めて味わう感覚に
ひたすら手と口を動かしていた
滴るほど濡れきったそれを
見ても口に含んでも
わたしは何も感じなかったし
嫌とか良いとか
それ以前に
"NO"と言うことが出来ずに
別段"NO"と言う理由も見つからずに
ただただ指示に従い
相手に快感を与え
また、与えてもらっていた
たしか6、7歳の頃だったと思う。