おはなし

□追憶 part.2 思春期
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彼はわたしのことが好きで

わたしは彼のことが好きじゃなかった

彼はわたしに付き合ってくれと言った

わたしは表面上でだけOKした

なぜって
だって

人に向かって使わないと分かっていても

隣の席で
ナイフだとか
メリケンサックみたいな
モノを
いじってる彼が


ワイシャツに血がついてたり
所々に傷のある彼が


琴音ちゃん
こわかったんだもーん/(^0^)\

けれども
わたしたちの関係に

付き合ったからと言って
さほど変化は無かったし


キスやハグも

断り続けたww


ある時彼に携帯の番号を聞かれて

うかつにもわたしは
教えてしまった




そ の 日 か ら


わたしの携帯の着信履歴は


彼 の

名 前 で

い っ ぱ

い に な っ た






キャーッ(´:ω;`)
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