小説

□バカとクイズとバトルロイヤル
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今日、僕 吉井明久は、地獄を見る事になった。

登校する時はそんなこと、微塵も思っていなかった。
いや、あんな事…起こると予想できる方がおかしいよ・・・・・・

〜8:10〜
「おはよ〜♪」
「おはようじゃ。」
今爺言葉で返事したのは、この学園の美少女、木下秀吉。…生物学的には男子ってのが不思議なんだけど。
「今日も可愛いね、秀吉!!」
「わっ、わしは男じゃ!!……(小声)それに、明久の方がかわいいぞい…」
最後の方がゴニョゴニョしていてよく聞き取れなかった。
「…………おはよう。」
今返事したのは土屋康太、通称ムッツリーニだ。
「ああ、おはよう!!(ニッコリ)」
「………(ブシャァァアア!!!!!!)」
なんでだろう、最近何もないのに鼻血を出す事が多くなった気がする。
「よおバカ久。」
「雄二キサマ!! 合っていきなりバカ呼ばわりだなんて、頭ん中もブサイクだなこのやろう!!」
この、非常にムカつくこいつは坂本雄二。
昔は神童だったらしいけど、今はただの人どころかもはやバカだ。
ガラッ
「静かにしろ!!」
今出てきたス●ツーのガイ●みたいな奴は、僕らの担任の鉄人こと西村先生だ。

ここまではいつもと同じだった。
「これから、緊急クイズ大会を開く!!」
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