book.

□水平線。[白正]
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―数分後―

「正ちゃん、こっちこっちー♪」

「あ、すいません。待ちました?;」

「うぅん、僕もさっき来たとこ。さぁ、行こっか」


正一が行った時にはもうすでに白蘭は居た。
白蘭は正一の手を握り自分の車へと歩き始めた。

暫く歩き車に着けば白蘭は助手席のドアを開け正一を乗せ
そのあと白蘭も車に乗り込んだ。


「あの、白蘭さん。何処に行くんですか…?」

「んー?秘密ー♪着いてからのお楽しみ。」


そう言うと車をある場所へと走らせた。
白蘭が何処へ行こうとしているのか全く予想が付かない正一。
そんな正一をよそにどんどんと車を走らせる白蘭。

―ホントに何処に行くんだろう…。
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