西浦

□西浦高校放送局!!
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約束の放課後。


いつものように瞑想から始まろうとした時グラウンドに三人組の姿がみられた。
三人組の中に昨日きた原田の姿が見てとれた為放送部だと分かる。
一人だけ男性が混じっており、その男は大きなビデオデッキを肩に抱え自分達の練習光景を撮っている。

原田は監督の所に挨拶をしており、モモカンはニコニコと対応していた。


その頃瞑想を終えてランニングを仕出したらーぜ達は・・



水「うぅ普通通りったってなんか緊張しちゃうよ〜。」

沖「そーだよね。カメラ向いてるとなると意識しちゃうよね」

阿「ったくだらしねぇなぁ!!そんなん意識する程でもねぇだろ!!」


泉「三橋は??お前大丈夫なのか?」

「う うん!!おれ 練習頑張る よ!!
俺 部活 楽しいから。今日もいっぱい 投げたい//」

あんなに昨日はびびってたのに、いざ部活が始まるとこれだ。
だけど単純に野球を楽しむ三橋の姿に びびってたやつも普通通りだったやつも気持ち的に引き締まり、気がつけば皆真剣にいつも通りの練習をこなしていた。




「はい。じゃぁ今日はちょっと早いけどここまでね!!
おにぎり食べ終えたら後は放送部の指示に従って。
じゃぁお疲れ様!!」

「「「っした!!!!」」」

モモカンの挨拶が終わりマネジが用意したおにぎりとポカリの補給している中、放送部が動き始めた。


「皆さ−んお疲れ様です!!お疲れのなか早速悪いのですが取材を始めたいと思いますので協力お願いします。」

「では主将の花井君。野球部の説明や挨拶何でもいいのでお願いします」


顔を赤くした花井が野球部の説明をしているのをニヤニヤと見ている他のらーぜ達。

その後 一人一人の自己紹介が行われたが、極度のあがり症である三橋も皆に支えられ、どもりながらも顔を赤らめてなんとか挨拶することができた。

バッテリーである阿部と一緒に質問されることもあったがそれはほとんど、、いや全てと言っていい程阿部が答えてくれた。


「これから目指す所は??」
もはやこのコーナーの鉄板である質問で最後の質問だと分かる。

「そんなのゲンミツに決まってんじゃん!!(ニカ」
田島の言葉に皆が頷き

「「甲子園!!」」


暗くなったグラウンドで野球部の声が響き渡った。


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