西浦
□西浦高校放送局!!〜Returns
2ページ/3ページ
「 放送後三橋君あてに沢山のメッセージが届いたのよ〜。今からそれを少しだけ紹介するね」
「・ペンネーム〇〇
三橋君に惚れましたvVすっごい投げる所かっこいいのに チームメートと話してる姿はニコニコしてて可愛いくて。これからも応援してます!!!
・ペンネーム〇〇
同じ男として見えねぇくらい可愛い!!!
小さい姿でマウンドに立つ姿はかっこよかった!!
・ペンネーム〇〇
三橋君がしゃべる所もっと見たかった!!
・ペンネーム〇〇
バッテリーでの話ん時、捕手ばっかり答えてたから残念 三橋君の話聞きたかった
・ペンネーム〇〇
エースの三橋君筆頭に野球部が好きになりました!!これからも頑張って下さい!!
などなどまだ沢山のメッセージが寄せられましたぁ♪ 他の部員の方にも沢山寄せられてたから また野球部に渡しに行きますね。
フフ大人気でしたね三橋君!!どんな気持ちかな?」
「フヒ/// ぁ ほ ほんとに う 嬉しい です。
あ ありがとうございました(ペコリ」
「かっこいいって声もあったけど可愛って声が沢山あったね〜でも納得だなぁ。女のあたしからみてもほんと可愛いよ三橋君!!」
「ぅえ!? そ そんなこと なぃです。お オレ 男… うぅ:」
「フフ いじめすぎたかな〃
それにしても野球部は本当に皆仲良しだよね!!一年生だけで大変じゃない?」
「な 仲良しに み見えますか?/// ウヒ う 嬉しい な。
俺 は 皆がいたら 毎日楽しい です。大変とかは 感じない。 今は ほんとに皆と 野球 できて 嬉しい です」
「そっか〃三橋君が野球始めたきっかけは何?」
「ぅえ えっと ハマちゃんに グローブを貰って。」
三橋と原田との対談を誰もが一生懸命な三橋可愛なぁ〜などと見ていた中、三橋の会話に浜田が出てきたことで皆浜田を羨ましい目でみると浜田は「どーだ 羨ましぃだろぉ」などとふん反り返っていた。
まぁ元後輩に見事なままに足を強く踏まれていたことは言うまでもないが・・・
「へぇ〜じゃぁその‘ハマちゃん’に出会わなかったらもしかして野球やってなかったのかもしれないんだね。
マウンドに立つ三橋君は本当にかっこいいよね!!彼女とかいないの〜?」
「うぇえ い いません:」
「え〜気になる子とか好きな子は?」
「・・・い います///」
((えっ!!!?)))
いませんっと答えるだろうって思ってたのに 三橋の解答は肯定を表す言葉。
クラス内だけでもざわついたのは分かるが ある一角だけは異常な空気に包まれていた。
ある一角…勿論野球部+浜田グループ。
誰から見ても皆三橋が好きなのはバレバレ。
むしろ隠そうともしない連中達に、からかうなんて命知らずなことは誰もするはずもなく 9組はただただ暖かく見守っているのだ。
その連中の大好きな三橋に恋心持ってる相手がいるなんて大問題!!!
誰もが三橋にくいついて画面を見るなか、原田が聞き出す「どんな感じの人?」というのに三橋は照れながらも答える。
「うぁ えっ と/// オレ 野球部の 皆が 大好き なんです///」
「……えっ!?
気になる人っていうのは恋とかじゃなくて??」
「ち 違います!! こ こいとかじゃなくて オレは皆が好きだ」
「ん〜〜そうなんだ。ちょっと残念な感じがするんだけど、三橋君らしいね。
なら三橋君と野球部の皆は両想いだね♪」
「!!りょ おもい フヒ////」
花が飛ぶ笑顔っというのはまさにこの笑顔のことだと原田が見惚れるくらい 照れながらも嬉しそうに笑う三橋は可愛いかった。
きっとまたファン増えるだろうなぁなどと考えながらも お昼の放送を締めくくり始めた。
「じゃぁ 三橋君。 最後に何か皆にメッセージお願いします♪」
「はい。う えっと 応援 ありがとうございました。」
三橋の短いながらも気持ちを込めた精一杯のメッセにより終わった放送後、言うまでもなく三橋のファンはまたも増えていく。。
→オマケ