稲妻11

□あ、入れかわっちゃった!
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ある日のお昼頃…
いつもは元気いっぱい練習しているはずのイナズマジャパンメンバーは、リビングで寛いでいた

円堂「はぁ、何でこんなに土砂降りなんだあ!」

起動「落ち着け円堂、その内止むだろう」

ピカッ!
ごろごろごろ!

秋「きゃぁ!雷!」

そう、今日は突然の土砂降りでお昼の練習は中止となっていた

円堂「あれ、てか吹雪と染岡は?」

豪炎寺「そう言えばみてないな」

基山「もしかしてかくれてイヤンアハンなことしてたりして!」

鬼道「まさか、お前じゃあるまいし」

基山「鬼道くん今までどんな目で僕を見てたの?」

円堂「まぁいいか!実際興味ねぇし!」

豪炎寺「…円堂ぉおぉぉぉぉぉ!!」

みんながリビングでそんな話をしている頃、吹雪と染岡はと言うと…

吹雪「あーっ濡れちゃった!着替えなきゃ」

と角を曲がろうとする吹雪くん

染岡「やべえ!玄関にエロ本忘れた!」

と此方も角を曲がろうとする染岡くん

ぐぉつん!
ピカッ!
ごろごろごろ!

鈍い音と共に雷が鳴り響く

吹雪「いたたたた…」

染岡「いってぇ!…って大丈夫…か…」

吹雪「うんだいじょう…ぶ…」

染&吹「うわぁあぁぁぁぁ!」

吹雪「何で僕が目の前に!?」

染岡「…最悪だ…!」

そう、2人はぶつかったことで入れ替わってしまった様子。どうやら染岡くんはそのことを素早く理解したようだ

吹雪「やっぱ僕って格好いいなあ!」

染岡「開き直るのはいいがキモいことを言うな」

吹雪「は!ちょっと待って…!」

染岡「?」

吹雪「僕と染岡くんが入れ替わったってことは…」

染岡「…」

吹雪「今染岡くんのこのエロい体は僕のものだ!」

染岡「おいぃいぃぃぃ!!撫で回すな俺が痛い奴って思われるだろうが!」

円堂「おぅ、染岡吹雪こんな所にいた…の…か…」

染岡「!!」

どうやら自分の体を自分で撫で回している染岡くんを見られたようです

鬼道「ついに壊れたか」

染岡「壊れてねぇよ!」

円堂「ん吹雪?なんかしゃべり方変じゃないか?」

吹雪「え、何?」

円堂「…吹雪に聞いたんだけど…」

鬼道「一体どうしたんだ2人とも、今日は何時もより変だな」

吹雪「何時もよりって何だよ」

染岡「(おい吹雪っ、ちょっと来い!)」

吹雪「あん!そんなに急かさないでえ!」

円堂「吐いてもイイ?」

もう一度言いますが、吹雪と染岡は入れ替わって
ます。


染岡「(いいか?入れ替わってることは誰にもいうなよ!)」

吹雪「(どーして?)」

染岡「(…変な目で見られるのは嫌だろ?)」

吹雪「(僕は気にしないよ、染岡くんと一緒にいられればね!)」

染岡「(だから体を撫で回すな気持ち悪いから!)」

鬼道「おい…ホントに大丈夫なのか染岡…?」

染岡「き、聞かないであげて!」

吹雪「全然大丈夫!えへ!」

鬼&円「まじで吐いてもいいですか」

染岡「あーもう!来い!」

吹雪「どーしたの?」

鬼&円「??」

染岡くんは吹雪くんの腕を掴み、なぜか玄関へと向かう

染岡「お、あったあった!」

吹雪「それ…染岡くんの…?」

染岡「え、あ!ちげぇよ!こっこれは借りもんだ!」

染岡くんは明らかに焦っている様子。

吹雪「染岡くんひどい!僕というものがありながら…っ!」

※念の為もう一度言っておきますが、吹雪と染岡は入れ替わっています

染岡「…こんな自分の姿見たくなかった」

吹雪「とにかく!これからどうするの?まぁ僕はこのままでもいいけどね」

染岡「俺がよくない!…取り敢えずもう1回頭ぶつけてみるか」

吹雪「え、じゃあその場合誤ってちゅーしちゃっても許されるよねよし!」

染岡「お、おい!そのかなりやる気満々の顔やめろ!」

吹雪「さぁ染岡くん!きt」

染岡「言わせねぇよ!」

ぐぉつん!
ピカッ!
ごろごろごろ!

再び鈍い音と雷が鳴り響く音

染岡「戻っ…た…!やった戻ったぞお!」

吹雪「神様は意地悪だなあ…」

染岡「やったな吹雪!」

ぎゅう!

吹雪「!!///(ありがとう神様!)」


取り敢えず、何とか戻れた2人でした。





円堂「…やっぱりあの2人変だな」

鬼道「何時ものことだろう気にするな」

円堂「特に染岡が異常に怖かった…!」

鬼道「怖いと言うよりキモかったな(笑)」


影でそんな事を言われてるともしらずに未だに抱き合っている2人でした。



END
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