リクエスト小説
□アルバイトって大変
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「単位の足りないのを少しでも補うために明日からルルーシュと二人でアルバイトをして、そのレポートを出しなさい。」
そう担任から言われたのは今日の昼休み。
サボりのルルーシュはともかく別に僕は正式な学園の生徒じゃないから単位なんて関係無いはずなんだが…。
その事をミレイさんに言ったら、
「あぁ、そういえばあなたはこの前からウチの正式な生徒になったからそれでじゃないかしら?はい、これあなたの生徒手帳。」
って言っていた。
いつの間にか僕が生徒になるための手続きがされてあったみたいだ…。これが原因らしい。
「アルバイトって言ったってやったこと無いし一体どうしたら良いんだ?」
生徒会室でいつものデスクワークをしながらそんなことを呟いていた。
「なんだ?ライ、バイト探しているのか?」
「リヴァルか。まぁ、そんな所だ。」
「なんなら俺が良いバイト紹介するぜ。」
「あぁ、助かるよ。」
「良いってことよ。ところでライはバイトしたことってあるか?」
「いや、無いな。」
「そんじゃ、まずはこんなとこだな。」
そう言って渡してきたのは、某ハンバーガーショップのバイト募集のチラシ。
「お前って顔が良いからきっと働かしてくれるぜ。」
「ありがとう。とりあえずお願いしてみるよ。」
最後のリヴァルの言葉の意味はよくわからなかったが。
生徒会の活動も終わってクラブハウスの自室に戻り、お店にバイトのお願いの電話をした。
面接も上手く終わって明日からさっそく働かして貰うことになった。