リクエスト小説

□楽しんで!クリスマス
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クリスマス
イエス・キリストがこの世に生を受けた日。
そんな神聖な日にあの人は、当たり前の様にこう宣言した。

「今日の夜、私の家で役員強制参加のクリスマスパーティーを開催します!」

「またいきなり提案しましたね、会長。」

「俺は大賛成です、会長!」

「私も。なんか楽しそうだし。」

「…私も…ミレイちゃんがやりたいなら…。」

「僕も、今日は軍の仕事も無いから大丈夫ですよ。」

リヴァル、シャーリー、ニーナ、スザクと次々とミレイの提案に賛成する。

「何?ルルーシュは反対なの?」

「別に反対はしませんよ。ただいきなり過ぎるって言っただけです。」

「ライとカレンは?」

「僕は賛成です。」

「私も賛成です、会長。」

「じゃあ、全員参加ね。ルルーシュ、ナナリーも連れて来てね。」

「わかってますよ、会長。」

「女の子はドレスアップして、男の子もそれなりにおめかしして来なさいよ!後、プレゼントを忘れないこと!以上、解散。」

それだけ言うとミレイは準備をするんだろう、早々と生徒会室を出ていった。



「しかし、賛成したは良いが困ったな。パーティー用の服なんて持ってないし…。」

「それじゃ、家に来たら?サイズが合っていたら貸してあげられるから。」

「まさか……女物?」

「まさか!お兄ちゃんのよ。」

「そうか、なら良かった。」

「そして、その後二人でプレゼント選ぼ…。///」

「うん、そうするか。」

カレンは最後の一言を言うのにかなりの勇気を振り絞ったが、ライはそれを軽く返した。

「(何でそんなに平静で居られるのよ!!!)さっ、生徒会の活動も特に無さそうだし、行きましょ。」

「じゃあ、そうしようか。それじゃ、みんなまた後で。」

ライがそう言って生徒会室を出ようとすると、
「あぁ、またな。」
とルルーシュが返した。
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