書庫(蜃気楼)
□ご挨拶は万国共通ですから
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「よお、何だかご挨拶してくれって言われてさ。連れてこられたんだけど。あ、俺?あ、どうも、服部全蔵です」
「ようこそ、日輪です。こんなところに来てくださいまして、お礼を言います。全蔵、そんな挨拶はないんじゃない?せっかく来てくださっているんだから」
「ん、まあそうだな。え〜と、ここは銀時×月詠(以下、銀月)以外のカップリング小説を収録しているそうで。俺はラブコメとか好きだからさ、こういうの好きよ」
「本当は銀月サイトゆえに、銀月ばかり置きたいけどね。でも、書いていた他カップルを腐らせておくのももったいないからね。まあ、そこはいわゆるエコってやつかしら」
「いやいや、エコとか言わなくね?多分、出せるものは出しておこうっていう管理人の腹づもりじゃねえか?」
「まあ、でも良かったじゃない。こうして、皆さんのお目に止まる機会を得たわけだし。あたしも銀さんと月詠のいちゃいちゃぶりを見せられて、少しは羨ましいなと思ってたりしてたのよ」
「え、そうなの?意外だな。そんなでもないって思ってたのによ」
「で、ここは管理人さんの妙なプライドのせいで流動的なところなの。更新履歴での表示なし、いつ消えるかも分からない、いつ現れるか分からないというね」
「だから、『蜃気楼』ってつけたんだろうな。管理人はうまい名前つけたって思ってるだろうが、ここ来る客は迷惑この上ないな。いつ、これが更新されるか分からないんだからな」
「まあまあ。行ってみたら、あったわラッキー!って思えるじゃない。面白そうだし、楽しみがあるじゃないの」
「え?そう、なのか?」
「あたしらだけじゃなく、色々なカップリングが出るみたいだから。まあ、銀月を書く前にはちょくちょく書いてたみたいだし」