書庫(蜃気楼)

□ご挨拶は万国共通ですから
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「へえ、そうかい。それはそれで面白そうだな」

「例えばねえ、今、短編で銀さんと月詠が温泉旅行に行ってるじゃない。その間、あたしはどうしてるのでしょうかとか。まあ、あとは、あたしと他の誰かとのロマンスとか」

「え、何それ?」

「あたしだって、色々な男の方々とのロマンスフラグはあるわよ。あたしと○○とか、あたしと△△とか」

「何だよ、○○とか△△とかって。日輪絡みだったら、俺しかいねえだろ。あんな事やこんな事までしてんだからさあ」

「あらあら、全蔵は大人だと思ってたのに意外と子どもみたいなトコあるのね。まさか、寝たくらいであたしの男呼ばわり?」

「え、マジで?だって、だって、だってよぉ」

「どうしたの?何か言いたいことがあれば、何なりとどうぞ?」

「くっ、何でもねええええええええ!!!!」

「意外と全蔵も純情なのねえ。まあ、それも何だか面白そうではあるけどね。今のトコ、あたしの心はあんたでいっぱいなんだけどね、全蔵。おぉ、さすが忍者。もう見えなくなってしまったわ。まあ、不定期に出没するみたいだけど、よろしくお願いしますわ」


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