好みですがな

【さ】 3件

【真田太平記 (さなだたいへいき)】
LINK【DVD/BD】

真田昌幸・信之・幸村の真田家の活躍を描いた時代劇です。NHKで放送されていましたが、大河ドラマではなく、新大型時代劇という枠で放送されていました。

物語は主家である武田家が滅び、めまぐるしく変わる戦国乱世の中を生き抜こうとする真田家の生き様を描いています。二度に渡って徳川軍を破って、天下に真田家の名を轟かせ、数々の戦いを経て、江戸の世に必死に生き残っていくまでが描かれています。

自分的には、真田昌幸を演じる丹波哲郎の名演技が印象に残っています。本当に渋い!という演技で、自分の中では真田昌幸=丹波哲郎という具合に強烈なインパクトを残しています。まさにダンディという言葉が当てはまりますね。また、渡瀬恒彦演じる真田信之の必死に真田家を守ろうとする姿に心打たれました。

全二集・全45話の作品です。合戦シーンは拙い部分が目立ちますが、それを補って余りあるほどの俳優陣たちの演技によって、見応えある作品になっています。真田一族が好きな方には、ぜひ見ていただきたい作品です。


【三国演義 (さんごくえんぎ)】
【DVD/BD】

中国史で日本人に最も馴染み深い作品『三国志演義』。これをドラマ化したのが本作品です。中国中央電視台(日本でいうとNHKのようなもの)で製作されました。

物語は桃園の誓いから晋の成立までを描いています。

個人的に思うのは、しっくり来るキャストが多かったことです。特に関羽と諸葛亮のキャストはイメージしていた通りでした。他にもしっくりとくるキャスティングは幾人も存在していました。しかし、キャストが途中で変わったり、エキストラの戦闘シーンでのやる気のなさという悪い点もあります。それを割り引いても、映像化は不可能という作品を映像化したのは特筆すべき事だと思います。

全5部・全84話という長い物語です。多少はいただけない場面もありますが、自分のイメージと中国人が抱いているイメージを見比べるというのも面白い見方だと思います。


【三国志 (さんごくし)】
【コミックス】

この作品で三国志を知ったという方もたくさんおられるであろう、不朽の名作です。連載15年という長期にわたって描かれた作品です。

物語は黄巾の乱から蜀の滅亡までを壮大に描いています。登場人物も数多く、英雄豪傑たちが己の武勇または知略を駆使して、中国統一を目指していきます。この作品では、劉備・または蜀の国を中心に据えて話が展開しています。

自分的には、馬超がお気に入りです。本作品で自分が最初に買ったのは、馬超が表紙の31巻・32巻でした。特に張飛と一騎討ちをした35巻は何度も何度も読み返しました。

単行本・全60巻、さらには文庫版・愛蔵版など様々な形態で発売されています。淡白な作風ではありますが、それでいて何度も読み返したくなる優れた作品です。



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