未来日記
□02
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「お腹いっぱい!!」
「そりゃ良かったな」
今日はもう講義が無いので、どこかへ行こうと俺の可愛い彼女は提案する。
思えば、高3の夏以来色々な事があったな……
図書館で咲羅と出逢い、そして俺は咲羅を好きになったんだ。
だけど、一度は危なくなったな。
あればマネージャーも悪いが、俺も悪い。
あそこで意地を張らなければ、咲羅は辛い思いはしなかっただろう。
あの事件で、俺は咲羅を一生離したく無くなった。本気で愛する事を誓ったんだ。
やっと仲直りしたと思ったが、今度は咲羅の両親が出てきた。
あいつが、咲羅が妹かもしれないと聞かされたが、そんなのは全く関係ない。
例え妹だろうが、例え禁忌だろうが、俺はあいつを守り抜く。
そう決めて、実行した結果がこれだ。
結果的俺は今幸せだ。
今なら言える。
「咲羅……」
「なぁに?」
「もし、俺と一緒に今後も歩いてくれるなら……」
「結婚、しよう。」
「……っ!!ホント?」
「あぁ、本当だっ「嬉しい!!」うぉっ!?」
「こんな私で良かったら……」
なに可愛いこと言ってくれてるんだ咲羅は。
「お前以外は興味ねぇよ」
再び君へ告白を…
何度でも君に言うよ、
世界で一番愛してる!!