未来日記
□アトガキ
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さて、今回のテーマは病気でしたが、
私、余り若年性アルツハイマー病には詳しくなく、
とても小説を書くのに悩みました。
そして、いくら夢小説でも、本当にある病名を出して良いのかと本気で迷いました。
自分の頭をかかえて作ったヒロインを―
皆様から愛されているであろうヒロインを、死なせてしまったことに深く、お詫び申し上げます。
しかし、この連載をしようと決めた時には、既に決めていた結末でした。
一人の『人間』を死に追いやるという時点で、何度も頭をかかえました。
実を言うと私、この小説を書く前に、オリジナル小説を書いていたんです。
そのときは、フォレスト様みたいな夢小説の場所なんか知らなくて、ただ書いているだけでした。
そんなとき立ち上げたこのサイトで『涙の恋』という切ない作品を作り、
―あぁ、この結末は是非書こう―
と思い執筆しているうちに、いつしか『涙の恋』は続編が出て、『涙シリーズ』となりました。
言わば、『未来日記』が私の原点であり、『涙シリーズ』の原点です。
最後の方は自分も思わず泣きそうになりながら物語を書きました。
私はこれからの人生で何度も言います。
咲羅、生まれてきてくれて有り難う。
愛してる
と。