09/16の日記

02:07
タイトルなし
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この公園に
いつも同じ時間に
あなたはベンチに
腰掛けていた
そう
のんびりと
缶コーヒーを片手に


そんな光景に
いつしかたたずんでいる私がいた
私は散歩の途中に
この公園に
立ち寄る


いつから
あの人に気付いたんだろう
あの人は
いつからここに
来ていたんだろう


そんなある日
帰り際に
声を掛けてくれた
もしよろしければ
一緒に缶コーヒーだけど
飲まない?と


このシチュエーション以前にもあったと…
そう
あの時私から
姿を消したあなた


私は思わず
気付いていたの?
と問い掛けた
あなたは空かさず
勿論!と言った


何故ココにいるのか
あの時消えたのか
私は聞かなかった
何故なら
私の目の前に
あなたがいるから
例え又消えたとしても縁には逆らえないと
私は思っているから


時間がなくて
僅かな時間を
あなたの横に座り
缶コーヒーに
小さな幸せを感じた


私はサヨナラは
口にせず
じゃあまたねと
立ち去った
きっとあなたは
またココにいるはずだから

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