彼らの日常
□picture of you 9
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最終日、最後のテストは皮肉にも経営学だった。
テストが終わり、俺は睡眠不足とテストの難しさでヘロヘロになりながら教室を出た。
ジュンスも少し遅れて教室からでてきたが、ジュンスは晴れ晴れした顔をしていた。
「ジュンス、どうだった？」
「ぜーんぜんだめっ！わかんなかったよー！」
「じゃあなんでそんなに楽しそうなの？」
「だって今から夏休みだよっ♪超ハッピーだと思わない？」
「たしかにな〜今から晴れて夏休みか」
「そうだよユチョン！今日はどうする？」
俺はジュンスにこう言った。
「今日はジュンスの家のスタジオにいってもいいかな？」
ジュンスは不思議そうな顔をしていた。
「べつにいいけど・・・なんか練習したい曲でもあるの？」
「内緒っ。とりあえずいこうぜ」
俺はジュンスの手を取って歩き出した。
俺たちはこうして初めて手をつないだ。
ジュンスが少し戸惑っているのがかわいらしかった。