Power of Love
□Power of Love １.
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……―――ファァーン…
…―――ファ…――ーン……
「あー…星すごっ……。」
街の喧騒の中でも、
陸橋の上だけは怖いくらい静かで、
そこから見上げた満天の星空に、
私は思わず声をあげた。
だけど…
本当はそんなこと、
どうでもいいって思ってた。
その言動自体、涙をこぼさないための口実にすぎないのだから。
……こんなことで泣くもんか。
私は今、悲しみと悔しさの真ん中にいる。
――――Power of Love．