『金のオノ、銀のオノ』 ルルーシュVer,

‐ 前回までのあらすじ ‐

微力ながらも(←)一生懸命に文句をぶつくさ言いながらも木をオノで切っていたら勢いあまって手からスルリと抜けおちて泉に落としてしまいました。
ルルーシュは「チッ!」っと盛大に大きな響く音舌打ちをすると同時に泉からも少女(決して女神などでなはい)が出てきました。

『あなたが落としたのは…』

「オレは何も落としてなどいない。」

『…え?いやいや落としたよね?だってボチャンッって音したよね?』

「何寝ぼけたこと言ってるんだ。
音だって空耳じゃないのか?
オレは何も落としてないからな。」

『( ウ ソ ! )ほ、ほら落としたでしょ?思い出して!それに手に何も持ってないじゃない!』

「そんなことより。」

『そんなこと?!そんなことって…そんなこといったら私が出てきた意味を全否定じゃないか!存在無視か!!!』(スパーン!)
(自暴に陥り手にしていた金と銀のオノを泉に投げつける)

「落ち着け」

『( む か つ く ! )』

「いや、なんだ。聞きたいことがあるんだが…。」(キリッとした真剣な顔)

『(あれ?私が悪いのか?私が間違ったことをしたのか?!)』

「聞いているのか(若干睨みつけ)」

『(ビクッ!)聞いてるよ!もーなんなのさ!!!用がないなら私は帰るよ!
絶対にオノ落としたのに落としてないとか言うるし!最近は何でもかんでも面白がって泉に投げ込みやがって!!!
金の空きかんが欲しいのか、コノヤロウ!』(言葉使いが汚いのは大目に見てやってください)

「(…苦労、してるんだな。)」(←自分もその一人だということに気づいていない)

『じゃー私は帰るよ!さよぅーなら!』

「ま、まて!!!」

帰る間際にガシィイ!!!と腕をつかまれる。その拍子に見つめあう二人。
胸が高鳴り周りに白バラなどが咲き乱れる(ような幻覚が見える)

『な、なn』

「お、おまえは
鰓呼吸なのか?!

『こ、こんの…
くたばりやがれー!!!!!!





ルルーシュの一言
「いや、だって水の中から出てきたし。この泉に住んでるみたいだったから…」




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