05/12の日記
12:30
だって本当に知らなかったんだ
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「はい、問題です。5月4日は何の日でしょう?」
「…憲法記念日?」
「それは3日」
「…あ、こどもの日?」
「それは5日」
「…あっ、しまった!5日ってアレだ、土方さんの誕生日だ」
「…………」
「メールメール…あー、でも今更かなぁ…?てか、あの人多分仕事中だし、邪魔になっちゃうかも…」
「……、何?彼氏?」
「え?…あははっ!まさか!土方さんが彼氏?ふはっ、やだやだナイナイそれはナイ!あははっ!」
「…ふぅん(そんなに笑うことか…?)」
「…あっ、もしかして4日って、折原さんの誕生日とか?」
「…ひっどいなぁ。シズちゃんの時は祝ってくれてたらしいのに、俺の時は放置なんて」
「えぇ?だって新羅さん、4日が折原さんの誕生日だって教えてくれなかったし…て、なんで折原さんが知ってんですか」
「俺、情報屋だし。だからハイ、なんか頂戴?」
「……は?なんで?」
「バカだな、誕生日にはプレゼントが付き物だろ?」
「…や、だってもうとっくに過ぎてるし…」
「頂戴?」
「…今あんまりお金ないし…」
「じゃあ財布見せて」
「嘘じゃねぇよ本当だよ!ほらっ」
「……うわ…」
「…その反応マジ腹立つんですけど」
「…んー…そんな財布じゃ確かにお祝いはできないね…じゃ、プランBに変更だ」
「え、それ何ていう恐喝プラン?」
「メアド教えてよ」
「…………」
「…何その顔」
「…いや、なんかもっとムチャ振りされると思ってたんで…」
「…じゃあこれは無茶じゃないってことだよね?だったら早く教えなよ」
「え、何でこんな偉そうなんですかこの人」
「俺、偉いから」
「ハハ、死ねば?」
「……あれ?君、携帯白じゃなかったっけ?」
「Σえ…あ、あー…私、2つ持ちなんデス」
「なんで?」
「な…んでも!えと、赤外線でいいですよね?はい、送信〜」
「……、やっぱり苗字は無い、と…」
「はい終了これにて解散っ」
「待ってよ。俺のも送るから」
「……ああ、どうも…」
「うわ、嫌そう。ひどいなぁ」
「別にそんなことないっすよ?…はい、受信完了〜、じゃ、失礼します」
「…ねぇ、」
「…はい」
「…土方サンには送んなくていいからさ、俺に送りなよ」
「…………」
「…可愛いの、期待してるから」
「…………」
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臨也さんおめ!
遅れてごめ!ww
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