短編
□ロリポップきゃんでぃー
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『修也ー、』
「なんだ?」
『お腹すいたー』
「……………なにも持ってないぞ」
『う゛〜〜、つかえないなぁー』
「………悪かったな使えなくて」
『あれ?怒った?』
「………………別に……」
『ごめんね、修也は使えない奴じゃないよ!!』
「ふっ、冗談だ…」
『…………謝って損した…』
「悪かったよ、そう拗ねるな。これで許してくれ」
そういって修也が差し出してきたのはいちご味の棒付きアメ
『…………ぶどうがよかった…』
「これしかないんだ」
『むぅー』
「はぁ…」
ため息をつくと修也はアメの包み紙を外して自分の口に入れた
『あーーー!!』
「いらないんだろう?勿体ないから俺が食べる」
『いらないとはいってない!!あたしもアメ食べたかったー………』
「………しょうがないな、ほら」
そう言いながらあたしの口にアメを突っ込んだ
『〇●◇□△☆▽★¥$』
「どした?」
『た、食べかけ、口、間接、ちゅ、』
「…落ち着け」
『か、か、か、間接キス』
「いいだろ?付き合ってるんだから」
『そういう問題じゃ………』
「食べたかったんだろう?いいじゃないか」
『うーー////』
「ふっ、おいしいか?」
『…………………うん』
「可愛いやつだな、名無しさんは」
『修也だいすきー』
「俺も………………愛してる名無しさん」
円(なぁ鬼道、豪炎寺サッカーやんないのかなー)
鬼(今は無理だろう)
風(完全に2人の世界だな)
【ロリポップきゃんでぃー】
〔甘いきゃんでぃーは2人の恋の甘さかな〕