短編

□あなたが一番
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「ねぇ名無しさん、もし真6弔花の中で彼氏をつくるとしたら誰がいい?!」

『え゛っ!?』


今私はブルーベルとお喋り、所望ガールズトークをしている

ちなみに私にはすでに真6弔花の中にとっても大好きな彼氏がいるが、白蘭様とブルーベルに茶化されるのがイヤなので秘密にするように彼に頼んでいる。


「ねー、誰がいいの?やっぱり白蘭?そーだよね!!やっぱり白蘭が一番カッコいいよね!!!!」

『え゛っ、あっう、ん。そーだね…』


ここで否定して話が振り出しに戻ると面倒なのでブルーベルに話を合わせることにした。…のだが


「名無しさんは白蘭のどこが好き?髪が白いとこ?目が細いとこ?ねぇねぇどこどこー?」


話を合わせたことにより更に面倒なことになってしまった。

ブルーベルのマシンガントークによって、逃れられなくなってしまった…


「ねぇねぇー、どこが好きなのー?」

『えっと、あの、その………笑顔かな?』
「笑顔?えー、つまんなーい」

つまんないってあーた…
自分で聞いてきたのに…

どんな返事を期待していたんだι


『ブ、ブルーベルはどこが好きなの?』

「ん?ブルーベルはー、よくわかんないとこー!」


なっ、なんだそれι


『あははは、ブルーベルの方がわかんないよーι』



そんなこんなでその後も一時間ほどブルーベルのマシンガントークに付き合わされたι


(あれ?今誰かの視線が………)

「どーしたの名無しさんー?」

『ううん………なんでもない…』

(気のせい……かな?)


その後は特に気にせず私とブルーベルはそれぞれの部屋に戻った




 
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