SUMMER
□五章…体育祭…壱ノ段
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〜屋上にて〜
「さぁ食べよ食べよっ♪」
あのベンチはこないだ夏希先輩とディープキ…
雑念を払え!!払うのだ!!
「でも何で急に弁当誘ってくれたんですか?」
確か朝はそんなこと言ってなかったよなぁ?
「んー聞きたい?」
なんかあるのか?
「じゃあやめときます」
「えぇ?そこは聞いてよ!(笑)」
「じゃあ何でですか?」
「んーとね朝から健二君元気無さげだったからね何かあったのかなぁって」
僕はそんなにブラックなオーラを纏ってたかな?
「大したことじゃないですよ〜」
「言って…?健二君の力になりたいの…」
こんなに心配かけちゃってたのか…
「わ、笑わないで下さいよ?」
「うん…」
真剣な面持ちの夏希先輩…
「僕ね…」