SUMMER
□五章…体育祭…弐ノ段
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そして金曜日
「はぁっ…はぁっ…」
「健二君凄いよ!!」
8秒台だったタイムをなんとか7秒台に乗せられた
「もぅ今日は…終わりにしましょう…」
「そだね…健二君だいぶ疲れてるしね…」
「でも夏希先輩のおかげでだいぶタイム上がりましたよ」
「後は本番に期待、だね♪」
「そんなに期待しないでくださいよ〜」
「期待しちゃいます〜」
ここ数日は確かに辛かったけど確実に速くはなった
まぁ明日は全力をつくそうかな
「健二君…?」
「何ですか?」
「頑張ってたからご褒美…こっち向いて?」
「はい…」
夏希さんの方を向くと抱きしめられて…
「お疲れ様…」
チュッ…
触れるだけの軽いキスをご褒美として僕はもらった…
To Be Continued