帝人受け
□This is my love
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「帝人君」
「なんですか いざやさ…じゃなかった、うざやさん」
何気に酷い事言われた
しかも読んでる本から顔をあげようとしない
…本>俺?
物凄く腹立たしい
あの本を読んでる涼しい顔をむちゃくちゃにしたかった
まあ、しないけど
「愛してるよ、ぐちゃぐちゃのめちゃくちゃにしたいぐらい」
「…そうですか」
…この精一杯の俺の愛が届かないだと!?
「…帝人君さ、今日何の日か知ってる?」
「? いえ、何かの記念日でしたっけ」
「そう、重大イベント!
俺の誕生日!!
あ、プレゼントは帝人君でいいよ」
「死んで下さい
それと、嘘も止めて下さい」
くそ、見破られた
だけど 俺はめげない
「誕生日は嘘だけど、俺の愛は本物だよ」