帝人受け


□恋心
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※衝動の続き














─まさか あの正臣が僕にキスをする何て



確かに 僕が話てても上の空で不信には思ったけど
何時もどうりの調子で話すから大して気には止めなかった


だけど



「な…んで」



なんで なんで どうして、正臣は僕にキスをしたんだろうか

今思えばキスされてすぐに
真意を聞くべきだった

だけど 正臣のあんな哀しそうな顔を見たら言葉が出なくなった



「正臣……」



僕はその場にしゃがみこんだ、というより立てなくなった


自分の唇に触れてみる
さっき余韻のせいか 心なしか温かく感じた


『どうしよう』 は正臣にキスをされて一番に思った

『どうして』 はその次に思った


嗚呼、心臓が煩い
僕はこの心音が鳴る原因も止める術も知らない

というより認めたくないのかもしれない


普通親友に ましてや男子にキスなんかされて胸が高鳴る何て

この心臓が煩い原因何て



「僕…、正臣の事……」



一つしかないじゃないか


…明日、ちゃんと確認しないと

今日は僕が昼も放課後も委員会だから
もう学校で会えそうにない
 
…とにかく 明日は正臣に話さないと







(自覚しちゃったんだから、責任とってよ)





 

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