小説
□風邪ひきネッパー
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「うえ〜しんどぉ・・・」
俺、ネッパーは、ドロルに氷づけにされたせいで風邪をひいてしまった。
コンコン
「(誰だよ次は。さっきはレアン。その前はバーン様とヒート。一体何人来るんだよ)
どうぞ〜」
ガチャ
「ドロル!」
正直、すごく驚いた。だってそこには、何かをのせたおぼんを持つドロルがいたから。
「その・・・ごめんな。俺が氷にしたせいで」
「そっ、そんなことないぜ!(おそらくそうだが)」
「こっこれ、おかゆ作ったから、よかったら食べて」
「えっ!?」
ドロルが持っていたのはおかゆだった。一生懸命作ってくれたのか、手は火傷だらけ。
「ありがとな!じゃ、いただきます」
一口食べてみた。やわらかくって、とてもおいしかった。でも、びっくりするくらい冷たかった。(謎)
「おいしい!」
「よかったあ!あっ、じゃ、俺は練習行って来るから。ゆっくり休めよ」
「おう」
(嬉しいな。ドロルの手料理。って、俺はドロルが好きなのか!?)
(何で俺、おかゆなんか作ってるんだろう。まさかね・・・)
おまけ
「あっ、ネッパー」
「ガゼル様。何でしょうか?」
「ドロルの作ったおかゆ。冷たくなかったか?」
「あっ、まあ確かに」
「やっぱり。ドロルは、すごく猫舌でな、食べ物を氷で冷ます癖があるんだよ」
「(確かに冷たかったもんな。)」