†カカベジ†

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それは突然だった。





「よぅベジータ!」
悟空は相変わらず無邪気な笑顔で、深夜に勝手にベジータの自室に入ってきた。
「なんだぁ?今日も機嫌悪いんか?」
「貴様のおかげでな」

ここまでは普段通り。だが此処で、悟空はとんでもない物を出して言う。

「なぁベジータ!これってどう使うんだ?教えてくれよ♪」

それはピンク色のラベルが貼られた俗に言う、潤滑油だった。
「なぁなぁベジータ、これはどうやって使うんだ?」
無邪気な悟空にベジータは冷ややかに一言放った。
「それを今すぐしまえ。そして今すぐうせろ、さもなくばぶっ殺す」
「ひゃ〜、んだよベジータ〜。怖ぇなぁ」
「聞こえなかったのか、今すぐそれを持ってうせろ」
「あっかんべー」
「この……っ!」
悟空は潤滑油を抱きしめたまま、ベジータのベッドにダイブした。スプリングがギシ…と軋む。
「貴様っ!俺様のベッドに勝手に寝転ぶな!!」
「いいじゃねぇか、ケチケチすんなよベジータ」
「…っ、カカロット…!今すぐ灰燼にしてやるぜ!」
ベジータは苛立ったまま手に気をため始める。今すぐ消してやる!後でブルマに文句をたらふく言われるだろうが、今はそんなことなど知ったことか!
「わっ!わっ!タンマタンマっ!」
悟空が慌ててベッドから起き上がり、ベジータの手首を掴む。潤滑油がベッドに落ちた。
「悪かったからさぁ、怒んなよベジータ」
「ふん」
ベジータは気を収めた。悟空はベジータを見て、ほっと一息つく。
「なぁ頼むよベジータ〜、教えてくれよ〜」
「貴様っ!まだこりねぇのか!」
「頼むよ〜ベジータ〜」
悟空がもたれ掛かるようにベジータに抱き着く。ずし…とした悟空の重みにベジータは呻き声をあげそうになるが、そんな弱い所を見せたくなく悪態をつく。
「離せカカロット!貴様っ、俺様に抱き着いていいと思ってんのか!」
「いけねぇんか?」
「な…!」
「抱き着いちゃいけねぇんか?」
「…ちっ」
ベジータは舌打ちしながら大人しくなった。なんだかんだ言って、今日も雰囲気に流されている気がする。
「で、コレだけどよ」
「チチに使ってやれ」
「ん?なんでチチなんだぁ?」
「馬鹿か貴様!それはその、…そういう行為を助ける為のものだろう!」
「そういう行為?」
「ガキ作っといて知らんとは言わさんぞ!」
「あっ!オラ分かったぞ!えっちの事だな」
「ふん」
ベジータは不機嫌をあらわにしながらベッドに寝転ぶ。
「じゃあ尚更、ベジータにオラ教えてもらいてぇ」
「!?!」
「だってオラ、ベジータにしか欲情?しねぇんだ」
「し、しるかっ!!」
ベジータは布団を被り無視を決め込む。暗い視界の中で、やけに胸の高鳴りがうるさい。
「ベジータ、しようぜ…?」
悟空が布団ごとベジータを抱きしめる。
「なぁなぁベジータ」
「やかましい!帰れ!使い方は言った通りだ!」
「オラ、まだどう使うんか分からねぇよー」
「説明書読めばいいだろう!!」
「…そんなに、オラとするの嫌なんか?」
悟空の声が寂しげに変わる。ベジータは心臓がはねた。い、いや流されん!俺は流されんぞ!!!
「ふん、貴様は馬鹿か?どうして使用方法を実行しないくらいでそうなる」
「だって、オラ…」
「ちっ、欝陶しい奴だ」
ベジータは布団から出ると潤滑油を手にした。
「ベジータ?」
悟空が間抜けな声をだす。ベジータは内心舌打ちし、鋭い目つきで悟空を見た。
「使え」
「へ?」
「俺様に使え!!」
「って事はつまり…、!ヤッていいんか?!」
悟空の表情が見る見る間に輝く。漆黒の瞳がまるで宝石のようだ。
ベジータは応える代わりにベッドに再度寝転ぶ。悟空は嬉々として抱きしめた。



「貴、様っ…!ぁっ、しつこ、いぞ…っ!」
「いいじゃんか♪」
悟空は、ほんのりピンク色でぷっくりとなったベジータの乳首を指で愛撫する。
「しっかし、おめぇのいつ見ても可愛いな」
「や、かまし…っ!ぁあっ」
悟空が乳首を指で摘んだり弾いたりする度、ベジータは甘ったるい声を出し身体を震わせた。
「すげぇベジータ…、美味そうだ」
乳首を舌で転がしながら、先端を甘く噛む。
「んぅっ…!ぁ、はっ」
悟空は胸から舌を離す。月明かりがベジータの肢体を照らした。濡れた胸元は赤みを帯びて艶めかしい。
「色っぺぇ…」
「くそったれ!いちいち観賞してんじゃねぇ!」
「だってよぉ」
「だってじゃねぇ!さ、さっさとソレ貸しやがれ!」
「ぉ、おう」
悟空は少し肩をすくめながらベジータに潤滑油を渡す。ベジータはそれを荒っぽく取ると、しばらく睨み合う。
「………」
「ベ、ベジータ…?」
「………一回しかせん」
ベジータは悟空から身を離し起き上がると、潤滑油を手に垂らしそのまま蕾へと塗り付ける。潤滑油の冷たさに眉根を寄せる。
「く……っ」
「うぉー!」
ベジータを羞恥と悔しさが包む。ぬる、とした感覚に不快感をあらわにしながらも塗り付けた指を蕾から離した。
「こうやって、使うんだ。馬鹿め」
「すげぇ!色っ」
悟空が最後まで言い終わらないうちに壁に吹っ飛ぶ。ベジータが殴ったのだ。
「いちち」
「くそったれ!!貴様、やり方を教えてやった俺様を侮辱するつもりか!!」
「ちげぇよ!オラはただおめぇがあんまりにも、色っぺぇから」
「黙れ!!」
今すぐに気弾を打ちそうな勢いのベジータに、悟空は慌てて抱き着いた。
「すまねえ!悪かったよベジータ」
「ふん」
「ありがとな、教えてくれて」
「遅い」
「…なぁ」
「なんだ!」
「イレていいか?」
「…早くしやがれ、くそったれ!」

そんな可愛らしい二人の様子を、月はただ静かに見ていた。



†††††††††††††††††††
悟空さん貴方はどれだけ知識が乏しいんだ!!
そしてベジータ、君はツンデレだな?!文句言いながら流される。。。
ツンデレだなっ!?
ラーンは英語です(笑)学ぶです☆


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