†24†

醜態
◆佐幸 学バサ 

―…彼への気持ちを自覚したのは何時からだっただろう。




「あー…眠い。」

ふわぁっと大きな欠伸をしながら、猿飛佐助こと俺様は満開の桜並木がある通学路を気だるげに歩く。正直眠い。

「こら佐助。始業式の前から何を怠けたような欠伸をしておるのだ。しゃきっとせぬか!」

俺の隣で学年が一つ下の幼馴染みである真田幸村―旦那が眉間に皺を寄せて見上げてきた。俺様の着崩した学ランより、ぴしっと着こなしている旦那は2年生というより新入生に見える。ま、幼く見えるのは犬みたいな大きな団栗眼も関係してるんだろうけど。後は旦那の言動も?

「聞いておるのか佐助!」

「あ、ああうん。ちゃんと聞いてますよ、旦那。」

にこっと微笑みながら言えば更にじとっと睨まれた。

「嘘を付くな。俺にはお前の胡散臭げな笑みなど意味がない。何年お前と供にいると思うておるのだ、馬鹿者。」

「…!」

ほら、この人こうして時折鋭いんだよ。普段ちょっと抜けてたり鈍いくせにさ。だから…たまに嫌になるんだ。

「ごめんねー旦那♪俺様昨夜あんま寝れなくてさ。ちょっと寝不足で、ぼーっとしちまってたよ。」

「寝不足?また考え事か?…お前は何事も考え過ぎるからな。」

心配そうに見つめてくる旦那の頭を優しく撫でてやれば「やや子ではないのだぞっ!止めぬかっ!」と怒り出す。俺様が苦笑しながら手を離せば、怒った旦那はどすどすと先へ早足で行ってしまった。

「……旦那。」

旦那の背中を見つめながら小さく呟く。
旦那、旦那は知らないだろ?アンタと話す度に、触れる度に、俺様の邪なこの想いに気付かちまうんじゃないかって…不安で堪らなくて、いっそアンタを欲望のままに壊してしまおうかって狂気染みてる俺をアンタは知らないだろ?

「頼むから、気付かないで…。鈍いままのアンタでいてくれよ…。」

俺様が風に拐われて散る桜の花弁のように、アンタの側から…遠く離れるまで。





とりあえず、只今これを制作中です。
佐助は幸村の未来の為には自分の想いは妨げ以外の何物でもない、と思ってます。
元ネタは学バサです。中古屋でGET!!
続きの予定です(^_^)

2011/09/04(Sun) 21:09 

◆台風到来 

皆様おひさしぶりです。相変わらず私事で24しか更新出来ずすみません。
もう誰も見てないのではないだろうか…←

台風凄いですね、管理人泣きそう←
頼むから停電にだけはなるな。と思う今日でございます(笑)

さて、DDSATノベライズ第4巻を入手出来ました。いやもうゲイル〜、ゲイル〜、ゲイル〜(←)ゲイル可愛いなオイ。「私」とか、一人称「私」とか。何サーフにゾッコン?何あのリーダー命(はふ)
シエロ可愛いなシエロ、相変わらずイイコ過ぎて困る。大好きだシエロ、本当に可愛いな←
そしてヒトサフやべ。やべなヒトサフ好きだ(←)眞もある意味可愛いです。
ヒートに猛アタックしまくる眞さん好きだ←
しかし眞さんを冷たくあしらい、サーフ殺すサーフ一途なヒートのヤンデレも好きだ。


早く五巻みたいですー五巻ー
やばい、ゲイシエ見たい。サフヒト見たい。
はーぁーふーぅー

2011/09/02(Fri) 22:18 

◆とりあえず生きてます 

皆様お久し振りです、馬鹿です。
あ、間違った。管理人神威鞘です。

最近みんみんと蝉が鳴き、まるでフライパンの上で焼かれているように暑いですね。
熱中症で亡くなられた方や、病院にお世話になっている方々がいらっしゃるらしく。

ちなみに管理人は暑いのは平気なので熱中症にはかかってませんが、流石の管理人も今年ばかりは死にかけてます。 えぇ、本当に。
びばクーラー びばクールビズ

そういえば昨日戦国BASARAの映画を弟と見てきました。意外に人が多かった中、奇跡的にいい席をとれました。やったぜー!やりましたぞお館様ぁああぁああああぁ!と内心歓喜したのは内緒←

も だ え し ん だ !

そして最後のEDのダンスに笑いました←
いつか弟とダンシングしようと決意したのは内緒←


さてさて、この度は生存報告を兼ねてもう一つ報告があります。実は現在……

いんたーねっと が つ か え ま せ ん !

だから今の所は日記しか更新出来ないんですよね、くそう。

つまりはあの方やらあの方やらあの方やらの素敵な作品が拝めない。くそう。。。

萌がーほしぃぃぃー

も え が ほ し い ぃぃ い ←


というわけでして、皆様熱中症にはお気を付けて下さいませ。

2011/07/10(Sun) 20:27 

◆サイト運営に関して 

暫く私事にてサイトを休止したいと考えております、申し訳ありません。

リクエストを頂いている方も本当に申し訳ないと思っております。

しかしいつかは又帰ってきたいと考えています。



では皆様 またお会い出来ます日を楽しみにしています

2011/04/30(Sat) 19:31 

◆ 久々の更新 掘り出しナル我 

獰猛な獣を象った精巧な硝子細工のような君。
その矛盾さが、たまらなく僕を魅せるんです。



−綺麗だと思う。
透明度の高い肌は傷一つなく、書類を追う翡翠の瞳はきらきらと輝く。窓辺から差し込む光が、短い紅髪をより鮮烈に浮かび上がらせる。

風影室のソファーに寝転んだナルトは感嘆の息を心で漏らしながら、机で書類整理に励む我愛羅を見つめていた。

「…ナルト」

「ん?」

「やりづらいんだが」

「え?あ、ああごめんってばよ」

「いや、謝らなくてもいいが」

我愛羅の視線が悩むように空を泳ぐ。言葉を探しているのかもしれない。5分くらいして諦めたのか、書類整理を再び始めた。

ナルトは謝りながらも、いまだに我愛羅を見つめた。ほんのり、彼の頬が赤い。ナルトは可愛いなぁ、と微笑んだ。

「…」

「…」

「…」

「……」

「…可愛いってばよ」

「ッ!」

彼の肩が敏感に跳ねる。が、どうやら彼は冷静に努めようとしているらしい。ぐっと黙っている。
ナルトは面白がって口々に言った。

「可愛い」

「…」

「そういえば、我愛羅の唇ってすっげぇ柔らかいんだよな」

「…」

「甘いし。俺もぅ病み付きだってばよ。それに肌は白くてすべすべだし、瞳だって翡翠みたいに綺麗だってば」

「……」

「髪だってすっげぇ綺麗で指絡めたくなる。我愛羅って、すごく綺麗だってばよ」

「………」

「大好きだってばよ、我愛…むぐっ」

ナルトの口を、砂が象った手が塞ぐ。我愛羅を見ればへちを向いて、左手だけをナルトに向けていた。しかし耳は真っ赤なタコのようである。

−可愛い

ナルトはソファーを叩いて降参を示した。途端に砂がさらさらと風に乗り、我愛羅の後ろにある瓢箪へと戻っていった。
が、我愛羅はへちを向いたままだ。
ナルトは苦笑して立ち上がり、後ろから我愛羅を抱きしめた。息をのむ気配が伝わってくる。

「ごめんってばよ、我愛羅。つい口に出ちまった」

「…俺は」

「うん」

「ナルトの金色の髪も碧眼も、綺麗、だと思う」

「うん」

「……だから、その」

普段の凜とした彼からは想像できない弱々しい声が、ナルトの耳に心地よく触れる。

「…す、きだ」

「俺もだってばよ、我愛羅」

今にも頭から湯気が出そうな彼をナルトは優しく抱きしめた。
今まで誰にも心を開かず許さなかった我愛羅が、徐々に丸くなってきた。特にナルトに。

だから彼は彼なりの愛情表現を、いつでも必死にナルトに伝えようとする。
それがナルトには嬉しいのだ。

「大好き大好き、すっげぇ大好き」

「…俺もだ」

「もう離してやらないってばよ」

「俺も手放す気などない」

抱きしめた手に、ひんやりとした手が重なる。それに伴いゆるり、と我愛羅の顔がナルトに向いた。
瞳は熱っぽく、頬は赤く染まっている。

「可愛い、大好き」

「お、れは男だ」

「分かってるってばよ」

触れるだけのキスをする。ふにん、とマシュマロのように柔らかな唇だった。このまま舌入れたら怒るかな、とナルトは考えるが止められない。
抱きしめていた腕を解し、我愛羅をこちらに向け顎を上げ、深く口づける。
ぬるり、とした舌が奥に引っ込もうとするソレを搦め捕る。甘い吐息が互いの口内を侵した。

「は、ぁ…ッ」

名残惜し気に離れた二つの唇を銀色の細い糸が繋ぐ。ナルトは微笑むと、我愛羅の額にある【愛】の字にキスをした。

「恥ずかしいから、やめろ」

「嫌だ。だってここが色っぽいからいけないんだってばよ」

「…ッ」

「ん〜」

「ちょ、調子にのるな…ッ」

「へへッ」

「誰かに見られたら、どうする」

それは嫌だ、とナルトは思った。こんなに可愛い彼を誰かに見られるなんて我慢ならない。

我愛羅の可愛い泣き顔も

我愛羅の可愛い喘ぎ声も

真っ赤になる純粋な所も

真っ直ぐな感情も

全ては自分だけのもの。他の誰にも、例え姉兄でも見せてたまるものか。

「…ナルト?」

急に黙ったナルトを心配してか、おずおずと声がかけられる。ナルトは優しく微笑み、ぎゅっと抱きしめるとソファーに戻った。

「?」

「こーんなに可愛い我愛羅を誰かに見られるのは嫌だってばよ。だから俺ってば、我慢するもんね」

「ナルト」

「そのかわり、今日は砂の里に泊まらせてもらって、我愛羅に沢山サービスしてもらうってばよ」

そう告げると我愛羅は顔を苺みたいにして執務に戻った。

そんな彼を、ナルトは優しく見つめていた。





アトガキ
あっっっま!!←
ひたすらに甘いなぁ(笑)
ともかく私論で、我愛羅はまるで硝子細工のようなんだっというのを言いたいだけ(笑)
硝子って綺麗だけど綺麗じゃないですか(笑)
我愛羅にぴったりだと(笑)

2011/04/17(Sun) 00:45 

◆ 遊戯王ゼアル第一話 BS 

アストラル求めて始めてみた(笑)
つーか つーか つーか


アストラルの声は入野自由さんでした!

遊馬可愛いよ遊馬

でもアストラル最後ちょっとしかでなかった くっっっそ!!!!!!!!

2011/04/16(Sat) 18:58 

◆もう卯月 

あー4月ですね 4月ですよ 4月…←

主勇更新したいなぁーなんか昼ドラ風味。勇を啼かせ…泣かせたい←
アバチュも原案読んで大分妄想…妄想したからな!もう訂正しません(笑)
カカベジもあの肉体美を伝えたい
ごめんなさい 管理人はマニアック←
稲妻は 円←鬼前提不鬼書きたいし読みたい。

うん ケンカップル万歳!!!!!←げはっ

2011/04/02(Sat) 10:02 

◆やべハマった 

ラッキードッグ1にどっっぷりハマってしまった管理人です、ワオ←

カプで一番好きなのはイヴァジャンイヴァです(笑)イヴァン可愛いです!ファックだのシットだのお下品な言葉を吐きながらも強引どこかヘタレなツンデレちゃん。
やっべぇな可愛いなコイツ ワオ!←

ジャンさんが誘い受けなの好きです(笑)
あれですね小さな事にも感情直ぐに爆発させる可愛いお馬鹿攻め大好きです。
そんな馬鹿を弄るジャンさんが大好き〜

2011/03/22(Tue) 01:22 

◆ ぼつったやつ 稲妻 不鬼不 

しっとりとしながら何処か間延びした声が俺の名前を呼ぶ。何時もみたいにからかうような感じではなくて、無意識にぽつりと出た感じだった。

「なぁ鬼道クン」

「なんだ」

「もしさぁ、俺アンタに殺されたいって言ったらアンタ俺を殺してくれる?」

椅子に腰掛け足を組み頬杖をついて窓から空を見上げるお前の目は、一体その時何を映していたのか何て知らない。知った事でもない。
…只、一つ

「窒息死でいいならな」

「……はっ、そうかよ」

(いい加減俺を見ろ、とその皮肉な唇から酸素を奪う)



な に こ れ(笑)

2011/03/13(Sun) 13:46 

◆あーもう 

すっごくなんか嫌だ←
あああぁ 絶賛スランプorz

なんかスミマセン 本当スミマセン←

あるんだよ書き上げ…!途中までの!
五作ぐらいあるんだよコンチキショウ…!


突然ですが 稲妻の ふどきどふど美味くね?

2011/03/07(Mon) 18:06 

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