記憶のカケラ

□『もっと同調して。・・・』
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『もっと同調して。──守りたいものがあるんだ。』




「神田・・・神田ぁ!」

「ぐっ・・・逃げろ・・・もや・・・し・・・ぐぅっ!!」

「やだ。神田・・・神田!!」

目の前にはAKUMAの手によって傷つき何も出来なくなった神田。

僕は神田に助けられた。

神田は僕に逃げろといった。

でも・・・そんなことできない!

「僕が・・・僕がもっと強ければ・・・僕にもっと力があれば・・・!」

同調・・・

もっとイノセンスと同調すれば・・・

神田を助けられるかもしれない・・・!!
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