記憶のカケラ
□『天使になんてなれなかった』
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天使になんてなれなかった。
もうあなたを見ていられなくなった。
もうあなたを幸せにできなかった。
そんな天使になってしまった。
僕は傍にいられなくなった。
もう君の気持ちがわかんなくなった。
僕の気持ちなんて君は分かってくれない。
僕は君の天使になんてなれなかった。
違う。
僕は・・・・・・・・・・・・。
僕は天使にならなくても良かったんだ。
だって、君が僕の天使だから―――。
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