...

□ワンピース
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出会い


男「まてー!!」


街中を数人の軍服に身を包んだ男が数人、前を走る大きな生物に向かって叫びながら追いかけています。





その生物は白い毛を自分の身体から流れる大量の赤によって赤黒く染ていました。




いくつも身体に刺さった矢や槍が痛々しいほど。


そんな彼らを町人は何事かと遠巻きに見ていました。





チ「?何の騒ぎだろ。」




騒ぎを聞きつけた可愛らしいしゃべる鹿が本屋の前で呟きます。



どうやら、騒ぎの元は海軍のようです。

それも、その騒ぎは大分近づいています。






ドドドドド




近付く音。




ヒュッ


ベショッ



チ「ぎゃあぁぁぁーー!!??」


突如黒い物体が太陽を背に現れたかと思うと次の瞬間チョッパーの上に覆いかぶさりました!



チョ「うわああああああっっっ!!」
『ぐるるるる・・・』
男「やっ・・・やっとっ・・・ゼーハー;
やっとおいつ・・・

この;;;」


全員息も絶え絶え;

チ座に手を付いて呼吸を整えると一番前を走っていた男が口を開けます。


男「ゼーハー;
逃げ切れると、思ったか!」


まだ荒い呼吸を繰り返し、人差し指を生物に向けて叫びました。



白い毛を真っ赤に染めた







白い虎にむかって。




チ「たっ、助け・・・・


Σ血ィィィ!?!?!?
たたた大変だぁぁぁ!!いっ医者ー!!


・・・は俺だぁぁぁっ!!おっ、おい!

お前大丈夫か!?しっかりしろ!!」


物凄い勢いでわめいて一人突っ込みするチョッパー。


覆いかぶさっていた虎ばググ・・・と力なく立ち上がるとぐうと苦しそうにうめきます。




ル「何してんだ?おめえら。」







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