...

□ワンピース
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ボクは船医


虎が目覚めたのはそれから二日後のことでした。



寝かされていたマットの上で虎は自分の今の状況を把握するのに暫く時間がかかったが急に起き上がると、うろたえてあたりをキョロキョロと見渡します。




するとどこからか足音が。



チョコチョコした足音。


小さい子供・・・?


いえ、わかりません。

虎は身を潜めると様子を伺います。


カチャ




チ「おーい、起きたか・・・って
ギャーーーーーーっ!!

どっ、何処行ったあぁぁ!?
虎ーーーーー!!!」





ガチャンと持っていた医療道具を落とすと一気に慌てふためいてついには泣き叫びながらどこかへ走り去ってしまいました。






虎は呆気にとられていたが開け放たれたドアから外へ出ます。


すると今度は複数の足尾をと人の声。




虎は慌てて廊下に出してあった樽の陰に隠れました。



ル「本当だ!いねぇ!?」
ウ「どーっすんだよォ!!
きっとどこからか襲い掛かってくるんだ・・・そしてだなぁ頭から・・・・ぎゃああああーーー!!」
サ「うるせぇっ!!!
くっちゃべってねぇでとっとと探さねぇとナミさんとビビちゃんがアブネェだろーがっ!!」
ゾ「チッ、面倒クセェなぁ」









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