UVER夢
□お前が (TAKUYA∞)(学パロ)
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『琢也君っ』
「なんや?」
前の席の清水琢也君。今は授業中です。
『消しゴム貸してよ〜』
「はぁ。お前何回かりとんねん」
『ご、ごめん・・なさい・・・』
私が嘘泣きすると、琢也はすぐ騙される。
「あっ!えと、、なんや、別に怒ったわけじゃ・・・」
困ったように頭をかきながら、琢也は私の席に消しゴムを置いて、ノートと取り始めた。
琢也とは昔からの幼馴染で、よく遊んでた。
でも最近、琢也の様子がおかしい。私といる時だけ異様に態度が違うっていうか・・。
嫌われたのかなって思ってたらちゃんと話してくれるし・・どうしたんだろ???
〜キーーンコーンカーンコーン〜
授業が終わった。
「・・・なあ」
琢也が私に話しかけてきた。
『なに?』
「消しゴム・・・」
『あ、ごめん』
消しゴムを差し出された琢也の手に置いた。
『・・・気づくかな?』
「何に?」
『ヒミツ』
「なんやねんw」
消しゴムに私が「好き」と書いたことに・・・