ホスト篇スピンオフ

□序
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父が悪人であることを知ったのは、その時だ。

そして、私は、私にもその血が流れていることを自覚した。

父は愉しんでいた。男はくるしんでいた。そして私もまた、楽しんでいた。

私は嬉々として見つめ続けた。父の股座から伸びた濡れ光るものが、幾度も男に突き刺さっていった。





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