□三年/永遠
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ここで迎える、何度目の今日だろう。2009年12月に始まった、ここでの俺とあんたは、もう三年の月日を送っている。

ということは三度目だ。永遠歳をとらない俺の、三年/永遠なんて。宇宙における塵のようなものだ。意味のない、あっても、なくても、どちらでも、何も変わらない。

それなのに、こうして毎年、記念されている。ここでの俺たちを描き動かすあいつと、あんたによって。






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