猫のひじかたの、十の宝物

□よっつ
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「みー」


ぼくは自慢の跳躍力で床を飛ぶと、総悟の顔に飛びついた。


「ぎゃ! ばかお前、割れちまうだろうが」


「みー」


だいすき! 


「みー」


ぼくはきみがだいすきだ!

ぼくの宝物。よっつめは、お揃いの皿。





《続》
 
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