猫のひじかたの、十の宝物
□いつつ
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そんなぼくの体をまるで汚いものをそうするみたいに持ち上げた総悟は、そのまま部屋の奥へと進んだ。
そこでぼくは、宿敵と出遭うことになる。
そいつの名は、「風呂」。なんとも忌々しい響きだ。
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