小説置き場

□Hell Game
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・・・・・「ここは・・どこだ?」・・・・

まわりには何もない、暗闇が続くだけだ

「俺は確か寝てたはずだけど・・・夢か?これ」

「夢にしては妙にはっきりしてるなぁ」

すると目の前にシルクハットを被った細身の男が現れた。

男はこう呟いた「おめでとう。山本哲也(ヤマモト テツヤ)君。君は『プレイヤー』に選ばれた」

「・・・・・?」

意味が分からなかった

「訳が分からないという顔をしているな、目を覚ませば説明書が置いてある。よく読んでおくといい」

そして少し間をおいて

「明日の夜、また迎えにあがろう」

そう言うと男は暗闇に消えた。そして意識が遠のいていった・・・

目が覚めた「なんだったんだ・・・今のは・・・」

ふと机に目を向けると真っ黒な薄い本が置いてあった

それには白い文字でこう書かれていた

     『Hell Game』

「・・・・・?」

またまた意味が分からなかった

「・・・・・ま、いっか」

「ほら、早くご飯食べなよ!」

「うるさいなぁ。わーってるよ」まったく母さんはいつもいつも、ガミガミガミガミ・・・

「今日から新学期でしょ!しっかりしなさい!」

そうなのだ。今日から俺が通っている高校では新学期を向かえるのだ・・・・・
まったく・・・めんどくさい・・・

朝ごはんのトーストを食べ、コーヒー(ちなみにブラック、大人だろ?俺)を一気に飲み干して俺は家を出た

「ごちそうさま!んじゃ行ってくる」

「いってらっしゃーい!」

また勉強の日々(実際はあんまやってないけど)が始まると思うと・・・

「はあぁ〜・・・」ため息が出てしまう

「おいおいどうした、朝からため息ついて」

と話しかけてきたこいつは同級生の石田次郎(イシダ ジロウ)だ。小学校からの親友でもある

「しょうがねえだろ、新学期なんてかったるくて・・・やってらんねえよ」

「はははっ!俺も俺も!なあ、それより聞いてくれよ。俺さ、昨日変な夢見たんだよ」

変な夢・・・?もしかしてこいつも・・・?
そんなわけが・・・・・

「妙にはっきりした夢でさ、いきなり前に出てきた男が「プレイヤーになれ」とか言い出すんだよ」

そんなわけ・・・・・・・あった

「マジかよ・・・」

「ん?どうした?」

「それ・・・俺も見た・・・」

「・・・マジで?じゃ、じゃあ、あの真っ黒な説明書ってのも?」

「ああ・・・あった」

お互いに黙ってしまった。それもそうだ。ただの夢ならまだしも今回のは・・・
急に怖くなってきた

「じゃあさ、夢の中で男が「迎え」っていってたろ。あれ待ってみようぜ」

「お前それ本気かよ」

「いいじゃん。待つだけ待ってみようぜ・・・っと、ちょっと急いだほうがいいな。走ろうぜ!」

「あ、おい・・・」

そのとき俺はちょっとビビッてた
そしてその期待を裏切らないようなことが本当に起きるとは知る由もなかった・・・



あとがき

すんません。まだ話が全然分からないと思います。
しかもうまくできてないし・・・
でも、次には分かると思うんでどうぞ見て下さい。

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