小説置き場
□第四話『悪魔vs人間』
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夜が明けた。今日のことを考えるとなかなか眠れなかった。ワクワクしてるからなのか、それともビビってるからなのか、どっちなのかよく分からないけど。よく考えたかったけど、いつも通り朝がきて、なんやかんやでバタバタしてそんなこと考える暇はなかった・・・・・ってことを次郎に話したら考えすぎだろ、と言われた
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哲「・・・やっぱそう思う?」
次「うん、だって何をそんな心配してるんだ?これはゲームだぜ」
確かにこれはゲームだ。でも、なぜか胸騒ぎがするんだ。この胸騒ぎは俺の中のヴァジュラってやつが起こしているのかな・・・
次「・・・ま、やるからにはクリアしようぜ」
哲「・・・ああ、そうだな!」
それから1時間ぐらい待って10時くらいになったときだった
キル「お迎えにあがりましたよ、哲也君、次郎君」
次「うわっ!?ビックリした〜」
哲「キルっていつも突然だよね・・・」
キル「それは失礼。ではもう準備はできましたね?今日からが本当のゲームスタートです」
哲「あのさ、向こうに行ったら食料とか、寝るとこはどうすんの?」
キル「そのことについてはあちらの世界に着いてからお話します。では行きますよ?」
次「おお!」
キル「それでは・・・【我魔界の使者キル、案内人の名において魔界への扉を開通す、『ゲート』】」
前と同じように向こうへの扉を開き俺たちはその中へと入っていった・・・・・
ギイィィ、バタン