小説置き場

□第伍話『悪魔vs人間』2
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次「よっしゃ!やってやるぜ!来いや、悪魔ども!」

ヴァ「・・・来たぞ・・・!」

向こうの山の方から黒い点いくつもやってくる。ざっと見て10体ぐらいだろうか。その中に一際目立つ大きな悪魔がいる

ヴァ「あいつがボスっぽいな。次郎、気を抜くなよ」

次「ああ、分かってる」

目の前まで悪魔がやってきた。ヴァジュラが次郎を一瞥する

1体の悪魔が声を上げる

ガアアァァァアア

その叫びが戦いの合図となった。一気に悪魔が突っ込んでくる

ヴァ「自分の身は自分で守れよ!」

次「心配ない!行くぞ【覇幻】」

一足先に次郎が悪魔へと攻撃を仕掛けに行った

ヴァ「俺もやるか【雷道の23 雷電刃(ライデンジン)】」

ヴァジュラも剣を手に取る

ガキイィン、キン、カン
激しく刃と刃がぶつかり合う

次「っのやろ!おら!」

悪魔の槍をすばやくかわし、すぐさま攻撃の態勢に入った。そして次郎は刀を横に切りつける
ギャアアァァア・・・

次「よっしゃ!一体目!って、うぉわ!」

またすぐ他の悪魔が攻撃してくる

ヴァ「油断するな!」
(これで・・・三体目!)

激しい雷と共に、悪魔が切られた
周囲にはまだビリビリと電気が漂っている

次「術技使うか。【火焔刀(カエントウ)】」

次郎の刀が激しい炎に包まれた

次「おら!喰らいやがれ!」

刀を振り下ろす。すると悪魔に向かって炎がはしっていった
ボオォォオオオ、ギャアアアア
全身を炎に焼かれる苦しさで悪魔が絶叫する

ヴァ「やるな・・・俺も負けてられないな【雷道の31 雷撃】」

剣を持つ反対の手から雷が放出される。それはまさに空から墜ちる雷のように悪魔へと放たれた
ビシャアアァァアア
激しい雷が一気に数体の悪魔を包み込んだ
この攻撃でだいぶ悪魔の数が減っていた
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